泣いてもいいんだ、と思えた。でも

いざ泣こうとすると泣けない

ずっと自分に「泣いていい」と思えていなかったのだから

それは自然なことです

わたしもそうでした

前回は、理由がわからないまま込み上げてくる「泣きたい」気持ちについてお話ししました

今回は、泣き方がわからない方のためのお話です

泣くためにあるといいものを、わたしは3つ考えています

1つは環境、2つ目は体勢、そして最後は許可です

① 環境:紛れることと、没頭できること

環境づくりで大事にしたいのは、音が紛れること、そして没頭できることです

水の流れるところで音がしていると、泣いていることを少しごまかせます

自分の声だけが聞こえている状態ではないので、こだわらずに泣けるんですね

雨の中やお風呂も、自分の涙なのか、雨なのか、だんだんわからなくなってきます

そうすると、思い切り出せるのではないかと思います

押し入れのように、こもれる場所もいいですね

一人になれて、誰にも邪魔されず、思い切り声を出しても大丈夫なところ

カラオケボックスや、路肩に停めた車の中も、密室になれる場所です

それから、没頭するためには、安心できること、安全だと思えることも大事です

いま一人でいても、「ねえ、これさあ」と誰かが部屋に入ってくるかもしれないと思うと、なかなか思い切り出せません

誰にも邪魔されない、中断されない。電話も鳴らない、チャイムも聞こえない

聞こえても無視すると決めてしまってもいい。そのくらい、自分が安心だ、安全だと思えることが大事です

② 体勢:首や背中をゆるめる

環境が整っても、体が泣ける体になっていないことがあります

泣ける体って何?と思いますよね

たとえば、上を向いて体をこわばらせたこの姿勢で、泣けると思いますか?

思えないですよね

体はゆるんでいないと、泣くという「出す」ことがやりにくいんです

首の力を抜いて、「あ〜あ」となったとき、猫背のように背中が丸くなりますよね

そんな体勢がとれるといいんです

案外、洗い物や拭き掃除など、何かをしているときのほうが、そういう体勢になれたりします

ついでのように込み上げてきたら、何かをしながら泣いてしまうのも、紛れていいと思います

時と場合によって、臨機応変に

■③ 許可:「泣いていいんだ」と声に出す

何度でもお伝えしたいのが、許可です

ずっと「泣いちゃいけない」と、自分に厳しく縛りを入れてきた

だから、「何回でも泣いていいんだ」と自分に思ってあげてください。声に出して「泣いていいんだ」と言ってあげてください

無意識のところで「泣いちゃダメ」と思っているので、最初はあえて意識的に許可を出さないと、泣きにくいんです

自分のことだけれど、自分で自分に許可をしてあげてください

最初はうまく泣けなくていい

最初は、うまく泣けないかもしれません

それでいいんです。わたしもそうでした

許可したからといって、わーっと思い切り発散できるなんて思わなくていい

それでもあきらめずに何回もやっていると、体が慣れてきます

体が慣れてくると、泣きやすさも増えてきます

泣き方も、さめざめ、しくしく、ワーワー、いろいろあります

吐き出すんだから思い切りやらなきゃ、と思う必要もありません。出たもののままでいい

続けているうちに、足りなければもっとやりたくなってくるし、それはその時々で違っていいんです

泣き方は一様じゃない

人と違っていいし、自分の中でも、前と今日が違ってもいい

排出なのだから、出せばいいんです

■何回でも、いつまでも、気が済むまで

大事なことは、許可してあげること

そして、いつまでも気が済むまでやっていいということです

「もうこんなに泣いたんだから、もういいでしょ」

とは言わないであげてください

もういいでしょ、というのは、理屈の頭、訳知り顔な大人の考えです

溜まっているから出したいのだから、それがなくなるまでは、何回でも、いつまでも

「そっか、そっか」と言って出してあげてください

「まだこんなにあるの?」とダメ出ししない

「いい加減にもういいでしょ」と言わない

お友達が泣いていたら、厳しい人は「いい加減にしなよ」と言うかもしれません

でも、本当に傷ついて、本当に泣いていたら、そんなことは言わないと思うんです

だから、基準は「お友達にしてあげることを、自分にしてあげよう」

いつまでも泣いていいんだよ、と声をかけてあげてください

■それでも、なかなか込み上げてこない人へ

それでも、なかなかうまくいかない、体がね、ということもあるかもしれません

実は、楽に込み上げてくる方法、そういうワークがあります

興味のある方は、無料のコミュニティ「たまふるのはらっぱ」に来てください

一緒に簡単なワークで、込み上げちゃいましょう

泣きたいときは、泣いていい

何回でも、いつまでも、どんなふうにも、泣いていい

自分に優しくしてあげてくださいね

▶ シリーズの記事
泣きたいのに泣けないのはなぜ?

泣きたいのに理由がわからない|それは体からのサインかもしれない

・・・

気楽にのぞくことのできる場所をつくりました
「はらっぱ」です(オープンチャット)

特別なことは何もありません
はらっぱですから

でも匿名でふらりと立ち寄ってみる
気が向いたらしゃべる
なんていう気楽さがあります

遊びにきてくださったらうれしい🌿

はらっぱをのぞいてみる

おすすめの記事