転んでもタダでは起きない

積極的に転ぶ  ~受動の能動~

自転車で走っている最中
不注意から
電柱にハンドルをぶつけて
自転車ごと転びました
 
 
なんでそうなったかは
置いておいて
 
 
ここでお伝えしたいのは
かなり派手な転び方をして
周りにいた人が

「きっとこの人大けがする!」

凍りついていたにもかかわらず
 
 
実際には
地面についた肘と膝に
少しのすりきずを作っただけで
打撲にもならなかったことです

 
ケロっとした顔で
すぐに立ち上がり
周りの人を驚かせました
 

それは
私にとっては
奇跡ではなく
たまふる®の考え方とからだの状態を
実践したに過ぎません
 
 

ではもし
あなたが
あっ!
と思う間もなく
 
 

落ちたり
つんのめったり
ぶつかったり 
  

 
 

という事態になったとしたら
どうでしょうか?
 

もし
上手に転ぶ自信がある

 
 
という方は
どうぞここで読み終わってください

 
 
でももし、そうでないなら
この続きを読んでみてください
 
 

「転ぶ」という一般的なイメージ

あっ!
と思ったところから
 
 
 
 
人間は
一瞬でいろんな雑念を抱きます

 
  
  
やばい
どうしよう
はずかしい
みっともない
イヤだ
認めたくない
なんとかしなくちゃ
ケガしちゃう
こわい
 
 
 
 
などなど
 
 
多くの場合
起きてしまって
やり直せないことに対して
あれこれ感情的になって
現状を受けいれていません

 
 
受けいれていないということは

拒否の状態であって
現状に対応する体勢をとることが
できないということです

だから
拒否は
「構え」というむだにつながったり
次なる準備に意識が向かわず

最適な着地に失敗します

常識を覆す 「転ぶ」

<起きたことに抗わない>

転ぶ と決まったのなら

積極的に

よろこんで

転んでいきましょう
 
 

言い換えると
受け身の現状に対して
積極的に行動していく

ということです

なぜ
そんなことを言うかというと

その方が
ケガが最少で済むからです

転んでしまった事実は
そのまま受け止めて

どう見られるか
という自意識や
失敗に対する感情をはさまずに
 

あるがままに
物理的落下に身を任せつつ

 

着地したとき
からだがどうなるか
という予測の方に意識を向ける

 
そして
来るべき地面と
親和することこそが

最善の策なのです
 
 
 
地面は
「敵」ではありません

むしろ
受け止めてくれる「大地」と思うのです
 
 

そうして
恐怖を持たずに
からだが着地する瞬間をイメージする
 

 
 
しなやかに
着地して即座に
地面と親和して
体勢を立て直すべく動き続ける
 
 
  
 
ということを行いました

そんな一連のプロセスを
あたまというのは
刹那の時間に行っています

 
 
すごいことですよね
 

武道の「受け身」に
通じる視点でもあるのでしょうが

 
 
私は武道の経験があるわけではありません

<たまふる®を「使う」>

日ごろから
たまふる®で
心とからだのつながりについて考え

ワークで
しなやかさを実践していることが
 

とっさの場面で
役に立った
一例なのです

ストレッチで
からだがぺたんと床につくことではなく

心もからだも
臨機応変に
しなやかに
現実に対応していく

そのために
たまふるの
ワークと考え方があります

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